第261回例会記録

第261回例会 例会記録
ミューザ川崎 研修室1 2019年3月19日 火曜日

本日の例会はいつも通り会長のM谷さんの開会から始まりました。
3月10日に行われたエリアコンテストの結果についてお話をされました。
また、ゲストの紹介で、インドから来日されてクラブに来ていただいたPさん、神奈川クラブのS水さんの紹介がありました。

本日のTMOEはK澤です。
今夜の例会のテーマは元気よくハキハキと、です。
新しい年度がいよいよ数日後に迫るにあたり、基本に返って元気にはきはきとしゃべることをテーマに選びました。少林寺の修練でも声が小さいと注意されることもあり、元気よく声を出すと聞いている方も気持ちがいいものです。

今夜の言葉はSさんが担当、 「楽しんで」 という言葉をチョイスされていました。今夜の例会も楽しんで乗り切りたいと思います。

計時係はM谷さんが、
集計係はSさんが、
文法係はTさんが、
えっーとカウンターはゲストのS水さんが、
それぞれの役割の説明を分かり易く簡潔に述べられました。

本日の準備スピーチは4本ありました。トップバッターのOさんから遅刻するとの連絡があり、急遽、2番目のスピーカーの方からスピーチを行っていただきました。

最初のスピーカーはK林さん
AC ユーモアのあるスピーチ プロジェクト2 聞き手を笑顔にして帰す
タイトルは 扉を開いて です。
川崎トーストマスターズ歴の長いK林さん、川崎トーストマスターズの扉を開いて、飛び込み、初期のころに話されたスピーチの話や、川崎クラブの思い出の話にユーモアを交え、時に歌を歌い、写真や、マテリアルを持ち出して語られました。
そして、トーストマスターズのクラブ活動に楽しく参加すること、楽しんで学習を行うことが大切で、クラブの活動をこれからも楽しんで学習できる場にしていこうと語られていました。聞く人をほっこりと笑顔にさせるとても良いスピーチでした。

2番目のスピーカーはK吉さん
AC ユーモアのあるスピーチ プロジェクト2 聞き手を笑顔にして帰す
タイトルは 言葉のパワー です。

導入部から、体を張ったジェスチャーがあり、電車の中での無言の押し合い、場所取りをユーモラスに語られていました。そして、一言「やめてください」といえばよかったのではという言葉、言葉が持つ力を最初に述べられていました。話は進み、バックパッカーとして海外を放浪していた時のことをお話いただきました。ユーモラスなジェスチャーでタンゴを踊り歌い、写真を利用して海外の雰囲気を上手に伝えられていました。そして海外の地で邦人の女性との偶然の出会い、ちょっとした冒険を通じて芽生える甘酸っぱい感情からヘタレるオチをつけるところまで見事に話されており大変楽しいスピーチでした。

3番目のスピーカーはI上さん
パスウェイ レベル1-2
タイトルは 星空の見える夜 です。
一番最近星を見たのはいつですか?という問いかけから始まるスピーチ。
空が落ちてこないか、心配する人の話から生まれた熟語、杞憂について語られ、また、星座の話や、歌も取り込んで、星空の広大さを見れば自分の悩みや不安等は小さなことだと思えると、雄大な自然、星空を間近で感じるかのような身振り手振りで、素敵なエピソードの数々をスピーチされていました。タイトルから素敵なお話の予感がしていましたが、タイトル負けしない素敵なお話でした。

4番目のスピーカーはOさん
パスウェイ レベル1-2
タイトルは モンゴル人の時間厳守 です。
モンゴル人の時間厳守の話をするのに遅刻してしまいましたと、ユーモアのある出だしから始められ、状況を臨機応変に取り入れていると感心させられました。モンゴルでは数十分、時間に遅れるのは当たり前、しかし、日本では数秒の誤差で電車は目の前で走り出す。この違いはどこからきているのか、実は、他の国も結構時間にはルーズなところがあり、そして、日本も文明開化のころは、西洋人から時間にルーズと思われていたとのエピソードがありました。また、遊牧民族としての暮らしを、写真を効果的に使ってどのような生活風習だったかを語られました。ラストは日本人のように時間厳守できるようになるまでにはあと50年かかりそうと語られていました。

続いてはテーブルトピックスに移りました。TTMはS山さん。急遽代役としてお願いしたにもかかわらず、テーマは季節にふさわしいものを選択され、よどみなく進行されていました。

花粉症でつらいS山さんは、一番つらかったこと でお題を出されました。
S村さんは今が一番つらいとのこと。理由は、3月末に向けて仕事が忙しく、また、コンテストの審査員長も務められるため、審査員選びに四苦八苦されているとのことでした。公私ともに非常に忙しそうで、声に張りがありませんでした。

2番目のお題は、ゲストのPさん です。
マイニュースについて聞かれていましたが、最近は忙しくて、ニュースは読んでいないが、SNSなどから情報は仕入れられているとのこと。上から目線等の難しい日本語を使われていて、日本語がとてもお上手です。

3番目のお題は、Tさん です。
手放せないものは、携帯電話だそうです。財布は無くしても問題ないが、携帯電話は手放してしまうと大変とのことでした。中国ではQRコードなどでの電子決済が当たり前になっているので、携帯をなくすと大変そうでした。

4番目は ゲストのS水さん です。
健康診断の思い出について、胃カメラを飲んだ時の話を、ジェスチャーを用いてユーモラスに語られました。胃カメラが呑み込めず、看護師の方2名に押さえつけられ無理やり飲まされたそうです。大変な目に合われたようです。

5番目は M谷さん です。
1カ月休みをもらえたらやりたいことを問われ、実家に帰り、実家で梨づくりを手伝いたいとのこと。18歳ですぐ実家を出て一度も実家の稼業の梨づくりを手伝ったことがないそうなので、親孝行としてやりたいとのことでした

10分の休憩を取り論評に移りました。総合論評はN村さんです。

K林さんの論評をO谷さんが行いました。
川崎クラブの歴史の話が聞けてほっこりしたとのこと。当時の写真をみんなに回されたら雰囲気が分かりなおよかったとのアドバイスがありました。

K吉さんの論評をH本さんが行いました。
動きが軽妙で非常に楽しいユーモアのあるスピーチだったとのお話がありました。ただ最後の落ちが急すぎて、もう少し妄想を膨らませる等一ひねりほしかったとのアドバイスがありました。

I上さんの論評をA木さんが行いました。
非情に素敵なスピーチで、タイトルのチョイスから、それぞれのエピソード、歌のチョイスが非常によく、また、壮大な星空を感じさせるボディランゲージが秀逸だったとのことでした。3本の矢とかけて、星座はいて座だったらよかった等ユーモアあふれる論評をいただきました。

Oさんの論評をGさんが行いました。
モンゴルと日本、あるいは他の国を比較したことや、モンゴルの生活がわかる写真を用意して紹介されていたのが非常に効果的だったとのことでした。非常に丁寧な論評をされていました。

N村さんは例会を振り返り
・人数が少ないながらも定刻通りにはじめられたことから、遅刻や、代役などでバタバタしたがほぼ予定通りに進められたことが良かった。
・TMOEは最初緊張していたが、セッションでユーモアを交えつつ進められたことが良かった。
・ヘルパーの紹介や報告も、皆さん簡潔に分かりやすく進められており良かった。
・ゲストのS水さんのえっーとカウンターのヘルパー報告が具体的な改善点も指摘していて大変すばらしかった。
・TTMも急な代役にもかかわらず、安定した司会で盛り上がりとてもよかった。
・論評もそれぞれ、スピーチの特徴を捉えた内容で素晴らしかった。論評の方それぞれの個性が出ていた論評だった。
等々、それぞれの役割や、テーブルトピックを指名された方へも落ち着いて丁寧に論評されていました。

ベストスピーカー賞 K吉さん I上さん
ベスト論評者賞 A木さん
ベストテーブルトピックス賞 M谷さん
ベストスマイル賞 ゲストのS水さん
です。


ゲストは
・神奈川TMCのS水さん 欠席が多数あったがみんなで助け合った川崎クラブの連携にお褒めの言葉をいただきました。ありがとうございました。
・インドから来日されたPさん 日本には四日間の滞在だそうですがわざわざお越しいただき、ありがとうございました。

最後にSさんより、コンテストの感想と、コンテスト出場者へのフィードバックの在り方、支援体制について問題提起がありました。次のコンテスト出場者が同じような思いをしなくて済むようにと、問題提起に踏み切られたそうです。
クラブとして色々と課題点、反省点があると思いますが、クラブのメンバーみんなで乗り越えて、より良いクラブにしていければと思いました。

それでは次回4月2日(火)にまたお会いしましょう。