第268回川崎トーストマスターズクラブ例会


2019年6月18日 ミューザ川崎 研修室1

定刻通り、Mや会長の挨拶から始まりました。Mや会長は仕事でオーナーシップという研修会(主体的に仕事をするための研修)に参加した時の内容を皆さんに共有してくださいました。コミュニケーションを取るのに必要な「すもも」のサンドイッチを習ってきた。相手に何か言いづらい事を言わないといけない時はまず「すばらしい(プラスのことば)」から言う、「もし○○○だったら」という具体的な提案をする。そうすると「もっとよくなる」。これはトーストマスターズの論評の仕方に似ているというお話をしてくださいました。

本日は3名のゲストの方が見学にいらっしゃいました。
・Kえさん(2回目)
・Kたさん(みなとみらいTMC)
・Mらさん(エリア95ディレクター)

TMOEは、Hとが担当。
教育セッションのテーマは「感謝」
皆さんは日頃、感謝の気持ちを上手に伝えることができているでしょうか。現役員の方に1年間役員をやってくださった感謝の気持ちを伝えると共に、スピーチ、論評をしてくださっている方へも感謝を伝えることを意識した例会にしましょうというお話をいたしました。

今夜の言葉は、Gさん。「奮起する」。勇気とやる気をもって行動する言葉で、使い方も丁寧に説明されていました。

そして、ヘルパーの紹介
計時係を Kわさん
集計係を Gさん
文法係を Oにさん
え~とカウンターを Yらさん
それぞれ、皆さん今夜の言葉を入れて素晴らしい役割説明をして頂きました。

準備スピーチのコーナーです。
1番目のスピーカーはKきさんスピーチタイトルは「 S 」
力強い出だしから、前回スピーチをしてくれた方から影響を受けて変わる勇気をもらった。ダイエットにチャレンジして最近痩せた。3つのSを紹介。「成功を実感する」「脂肪」「習慣」について説明をしてくださいました。

2番目のスピーカーはSいさんスピーチタイトルは「トーストのおかげで」
青森県出身のSいさん、2013年に入会し会場係、会員担当、教育担当を経験した。まだベストスピーカー賞を取ったことがない。でも、ある方がトースト活動をしている方はクラブで目立たなくても外に出るとハッキリ分かると言っていた。会場係で経験したことを活かし、会社を四季折々の飾りつけをした。豆しばを買って社員が癒されている。会員担当を経験したことで、誕生日のお祝いやレゴグニッションを積極的にした。
リクルートもした。教育担当を経験したことで、それぞれのキャリアパスを作って教育の場を設けることを今やっている。トーストの経験を会社で生かすお話をしてくださいました。

3番目のスピーカーはFんさんスピーチタイトルは「石がいくら冷たくても」
大手メーカーに勤めるFんさん。日本人ではないので最初は日本語を覚えることに専念した。人の名前を暗記して覚えたが、時々間違えてしまう。仕事もトラブル処理の仕事で疲れてしまう。そして3年目となった。台湾で面接してくれた部長に、現場側と工場側のトラブルに対応してくれたり、絶対間に合わない納期も短縮してくれて本当に助かった、これからは受注の話をしようと言ってもらえた。まだ不安はあるが勉強している。
この3年間は忙しく仕事をしていましたが、何かが失われていると感じた。いつか転機を迎えると思うが、今は石の上にも3年という言葉の意味を知って頑張ろうと思うというお話をしてくださいました。

続いてテーブルトピックスのコーナーです。テーブルトピックスマスターはSらさんです。
ゲストの方にも丁寧にテーブルトピックスとは、いろんな場所で突然意見を求められたときに役立つこととスピーチ以外にも瞬時の判断に役立つので楽しんでやってくださいと説明をされました。
本日の質問と回答者は次のとおりです。
1.「水に関する想い出」 Mらさん
2.「トーストマスターズ婚をどう思いますか」 Iみさん
3.「初めてのボーナスもらった時の気持ち」 Kたさん
4.「楽しいとはどうイメージするか」 Hとさん
5.「川崎TMCに今年感謝したいこと」 Aきさん

休憩をはさんで論評のコーナーです。
1番目の論評者は、Mやさん。
皆を奮起させる熱いスピーチだった。目標は達成できている。なぜ笑いを入れないといけないか、それは真面目な話を流暢にしていても聞いている人は飽きてきてしまうとマニュアルに書いてある。ダイエットの3つのポイント「S」について面白おかしく話されていたところが皆の関心を常に引き付けていた。ユーモアをオープニングとエンディングにいれましょうとマニュアルに書いてある。そこを統一させて入れていたところが素晴らしい。難しいマニュアルをいとも簡単にやってのけるところがKきさんの素晴らしいところ。改善点は、ベテランなので原稿は覚えましょう。最初と最後に笑いを入れて時折ジョークを入れるマニュアルだったが、Kきさんは常に笑いを入れていた。次のプロジェクトに行っていたのではないか。中盤では真面目に語ってみても良かったのではないか。

2番目の論評者は、Nらさん。
始めて聞かせていただきありがとうございますというスピーカーに感謝の言葉を最初に伝え、話のチョイスが良かった。皆の共通するトーストの話題だった。ベストスピーカーを取ったことがなかったというのは意外だった。トーストをやっていると外で分かる。自分も成長出来ているか不安になるときがあるが、この話を聞いて心を動かされた。皆の気持ちを奮起させる内容だった。役員をやった経験を一つ一つ話していただき、話の構成も良かった。自分も今、役員をやっているがそれをどう生かしていけばいいか分からなかったけれど、話を聞いて分かった。
ユーモアがよかった。最初の出だし、ボディランゲージが随所に入っていて良かった。
改善点は、最後にあと一人いるとチャーターできるという意味がよく分からなかったので、具体的に説明されると分かり易かった。

3番目の論評者は、Sらさん。
Sらさんも感謝の言葉を伝えてから、今回のスピーチは最初のスピーチからフィードバックを受け取るプロジェクト。改善点から伝えていました。ボディーランゲージが小さかった。髪を触っていたので触らない方が良かった。スペースを広く使うと良かった。メッセージの理由をもっと掘り下げると良かった。良かった点は、構成が良かった。アイスブレーカーの続きをやってくれた。タイトルが良かった。メッセージをイメージできるタイトルだった。

総合論評Aきさん
今期最後の例会。会長の最初の言葉はご自身では反応が今一とおっしゃっていましたが、トーストとの関連性について語られ、あまりにも素晴らしく皆、反応できなかった。会長は皆勤賞で全て自分の言葉で話されたことは本当に素晴らしい。
TMOEは今回の例会を暖かく見守ってくれていた。ヘルパー紹介は皆さん簡潔に説明されていて今夜の言葉を1回以上入れていた。ただ、皆さん今日のゲストに対して向けた話だったか疑問に思う。新しいゲストがいらしたときは目と心を向けてみてはいかがでしょうか。
テーブルトピックスマスターはきちんと説明していた。各お題に対する回答も人柄が出ていた。
Mやさんの論評について
入りが良かった。説明の仕方も分かり易かった。目標を達成できたというメッセージから、それはなぜかという良い所を話し、改善点へとつなげ明確に伝えていた。
Nらさんの論評につて
Sいさんのスピーチを始めて聞いて感動したという出だしから、スピーチの内容が自分の立場とリンクするところがあって親近感があったという論評をされていて良かった。良い点が長すぎた。改善点のところで赤が上がっていた。論評は改善点が大切なので次回は緑からチャレンジしてみてはどうか。
Sらさんの論評について
ピンチヒッターとは思えないまるでスピーチと思わせる論評だった。今日の言葉もあり、笑いもあり、真面目なメッセージに対する改善点を伝えていた。ただスピーカーが激甘でと言っているので、そこは守ってあげて欲しかった。

受賞者の発表です。
ベストスピーカー:Fんさん
ベスト論評賞:Mやさん
ベストテーブルトッピクス賞:Kたさん
ベストスマイル賞:Fんさん

また、本日は今年度最後の例会だったため年間表彰も行われました。

年間表彰
ベストスピーカー:Kわさん、Hと、Kきさん
ベスト論評賞:Aきさん、Sきさん、Mやさん、Kきさん
ベストテーブルトッピクス賞:Sらさん
ベストスマイル賞:Pくさん、Sらさん
皆勤賞:Kしさん、Mやさん

そして、会計報告、役員退任式がありました


今期最後の例会も無事に終わりました。
役員の皆さま本当に1年間お疲れ様でした。
ありがとうございました。

                                    文責Hと