川崎トーストマスターズ287回例会

2020年3月17日 ミューザ川崎 研修室1

コロナウイルスの影響で前回はやむなく中止となりましたが、今回は何とか開催することができました。例会はコロナウイルスの予防の為、コの字型の配置は行わず、握手も直接は触れないエアー方式で行いました。 神奈川TMCからゲストA坂さんも参加頂き、多数のメンバーの参加もあり活気ある例会が行われました。

19:00から定刻通り、H本会長の挨拶から始まりました。先週はコロナウイルスの影響もありエリアコンテストが、無観客と言う異例の状況ではありますが無事行われ、我らがI上さんが立派にスピーチをされ、川崎TMCをしっかりとアピールして頂きました。ライブ配信も行われ多数のメンバーがリモートで沢山応援されていたのかと思いきや、私も含めライブ配信で応援出来た方は少数だったのは残念でした。例会の最後にI上さんも何とか参加され、エリアコンテストでの印象を直接お聞きすることができました。ご本人及び会場に参加したメンバーは、かなり手ごたえを感じたそうですが、さすがエリアコンテストの猛者ばかり、採点表を意識してスピーチをされており、自分は、そこまで意識してスピーチを組立ていなかった点が、至らなかったとのコメントがありました。次回コンテストに向けとても参考になりました。お疲れ様でした。

本日のTMOEは、暫く休会されていたK吉さんです。本日の教育セッションは、ご自分がセミナーを受けた「説得力に効く、表情トレーニング」より、歯茎を舌で回すエクササイズを含めコミュニケーションでは、如何に言語以外の要素が重要であるお話をされ、テーマは”表情を意識する”となりました。

 本日のヘルパーは以下のメンバー

・計時係 K林さん

・集計/今夜の言葉係 Sさん

・文法係 K菅さん

・えーとカウンター H本さん

今夜の言葉は、sさんですが、少し遅れるとのことで、まずは、ヘルパー紹介を先に行いました。今回文法係を初めて担当するK菅さんが、文法と言う係に対する驚きと印象を交えて、上手に役割の説明をされました。

暫くして、sさんが来られ、ご自分の近況からお仕事の忙しさが峠を超えて落ち着いてきたとの事で、今夜の言葉は”峠を超える”や同意語”Peakを超える”などいずれかを使う事になりました。

いよいよお楽しみの準備スピーチのコーナです。残念ながらK江さんは、急なお仕事の影響で参加できず。今回は3本のスピーチとなりました。

最初のスピーカーは、Pさんが、PathwayのPJメンタリングについて、スピーチをされました。トーストマスターのメンターに限らず、身近なところでも会社でのメンター、人生のメンター、トレーナなど教育制度についてお話をされた後。メンターについて、2つの視点でお話をされました。1つは、直接メンタリングを受けるのではない偉人の生き方から学ぶというロールモデルメンターを女性のイタリア靴職人の話を例に説明。2つ目は、身近なメンター制度の説明として川崎クラブのメンター制度を例に、メンターに重要なことは信頼関係を築くこと単にメンターとメンティーの個人的関係でなく、川崎クラブ全体が教育システムとして機能している点などを上手に説明されました。

2つ目のスピーチは、K澤さん。 CC集大成であるCC10にて、”経過報告”のタイトルで、ご自分の川崎クラブに入会時のアイスブレイカーでの目標”瘦せたい”の経過について、K澤さんらしく、今までの努力を、スピーチのタイトルどおり経過を、順を追って説明しながら、ユーモアを交えてスピーチされました。流石CC10と思わせる素晴らしいスピーチでした。

最後のスピーカーは、我らが最強ヘルパー且つ、我らがディビィジョンディレクターS村さん、スピーチPJは、ストーリーテリングを理解するで、タイトル”エリートと平凡”でスピーチをされました。ご自分のバックグラウンドを活用しながら、営業トップのエリートくんと平凡?いや出来ない社員との対比をしながら、平凡社員の視点で、エリートくんも、自分と同等それ以上に悩みながら仕事をしいるので、基本は変わらないんだな~というストーリーを話されました。

流石ベテランの域に入りつつあるメンバー、全スピーカー供に、時間を有効に活用し素晴らしいスピーチで全員が投票圏内でした。

次は、テーブルトピックスのコーナです。 今回、初ロールのS塚さんです。前回残念ながら、例会が中止となったこともあり、やる気満々で、12個のお題を用意してくれましが、残念ながら折角用意して頂いたのにも関わらず時間の関係で5本しかできませんでした。お題は、”生まれ変わるとしたら男と女”、”戻れるとしたら何歳”など現在を振り帰ってのお題でした。初ロールながらご自分のお話を交えながらしっかりと役割をこなして頂きました。

休憩を挟んで論評のコーナ、今日の総合論評の神奈川TMC A坂さんにバトンタッチ。

最初の論評者は、Gさん、Pさんのスピーチへ論評、暫く例会に来れていなかったにも、関わらずベテランらしく、基本に乗っ取り良かった点や改善点を指摘しながら論評されました。

2人目の論評者は、N村さん、K澤さんのスピーチに対して、最初から今夜の言葉を使うなど、N村さんらしく、聴衆を上手に引き込んで論評をされ、K澤さんのスピーチで使われていた”社畜王になる”や”渡りに船”など言葉の選定やユーモアにあふれるなど、要点をキチンと指摘しながらも、改善点としては、メッセージ性が不明瞭で、日々の努力が大事なのか?例会でのスピーチ宣言がプレッシャーになるので進んでした方が良いのか?と指摘をされていました。

3人目の論評者は、いつもエネルギーとユーモアにあふれるS原さん、N村さん同様に今夜の言葉を上手に論評の最初で上手く聴衆を引き込みながら、前半は、意外性が良いという視点で、何故か?話の展開が昔話風、突然M谷さんが登場したりとお話され、また、上司の怒る場面などは、とても上手と指摘されました。後半は、スピーチの結論としては、今一どうすべきなのか?自分らしく生きるのが良いのか?エリートも自分と違わないので、自信をもって生きなさいなのか、メッセージ性が不明瞭と指摘されました。

 最後は、総合論評です。A坂さんは、現在神奈川TMCで教育担当をされており、ご自分のクラブでの活動など交え、川崎クラブのとの違いなど指摘されながら、上手に総合論評をされました。

 例えば、川崎には教育セッションとして例会でテーマがあり、神奈川にはない内容なので是非取り入れたいとのお話もありました。一方、A坂さんは、教育担当として、クラブのレベルアップの為に、論評が重要だと考えており、論評のワークショップをすでに2回行ったり、総合論評にトーストマスターで有名な方をゲストに招いて、クラブレベルアップを図ったりしているとの事でした。確かに他のクラブの方に論評して頂くと違った視点で論評して頂けるので、自分たちでは気付かなかったことなど、新たな発見などがあり、川崎でも是非ゲストさんに論評をお願いするのは、良いアイデアだと思い勉強になりました。

 そのほか、神奈川の課題としては、スピーチをやりたがらない人や論評をやりたがらない人、TMOEをやりたがらない人に如何に役割をしてもらうか?ここは、どこも同じと思いますが、課題との話をされていました。

今回の受賞者

 ベストスピーカ賞 S村さん

 ベスト論評者賞 S原さん

 ベストテーブルトピック賞 K澤さん

 ベストスマイル賞 S塚さん

 例会に最後に10周年記念例会の実行委員長のI上さんより、10周年記念会での特別企画のアンケートが配布され、漫才、大喜利、ものまねの中からやりたい役割と優先順位を回答するなどがありました。

コロナ影響のある中で、どの程度参加者があるか?正直不安はありましたが、多数のメンバーが元気に参加され無事に例会をする事ができました。今後もコロナの影響がどの程度あるか?不安ではありますが、オンライン例会やハイブリッド例会を上手く活用しながら、例会をしていきたいと思います。