第301回川崎トーストマスターズクラブ例会
2020年9月29日 ミューザ川崎 研修室1
定刻通り、S山会長の挨拶から始まりました。教育担当が次の例会のお知らせをする時に今日の格言を入れている。その解説を定例にしたいと述べ、今日の格言はアインシュタインの「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要な時に責めてくれるんだからいいじゃないですか。」を262の法則で解説してくれました。
本日のゲストさんは1名。
・E島さん(桜坂TMC)
TMOEは、H本が担当。
教育セッションのテーマは「確認しよう!」
前回300回例会で会員数を増やす、維持していくための秘訣として創設者であるO江さんからメンター、メンティーの関係が大切というアドバイスを頂きましたので、今日はメンター、メンティーの関係を良くするためにも確認し合うことが大切と考えた。また、オンライン、ハイブリット例会でスピーカー、論評者の距離が遠くなったことから論評シートなどを確認し合い、コミュニケーションを取り合って良い例会にしましょうと説明しました。
今夜の言葉は、S村さん。「 なんとかなる 」
何とかなると考えれば何とかなると、本人が昇進試験を受け、何とかなると考えていたら合格出来たと自身の体験談を交えながら説明してくれました。
ヘルパー紹介のコーナー
計時係:N村さん テレワークでは時間管理が大切。本人が現在テレワークで仕事をしている例を用いて丁寧に説明してくださいました。
集計係:S村さん
会場にいる方と、オンラインの方の投票の仕方、コメントの渡し方を詳細に説明してくださいました。
文法係:M谷さん
間違った表現をされた方は、何とかなるさ!という事でどんどん発表して行きましょうと、今夜の言葉を使いながら説明してくださいました。
え~とカウンター:Gさん
自分が意識していない不要な言葉を、良いスピーチにするためにも注意してスピーチしましょうと説明してくださいました。
準備スピーチのコーナー
1番目のスピーカーはSさんスピーチタイトル「 出来ちゃうペット 」
卵からひよこが誕生しました!業務スーパーでうずらの卵を売っているのを見ていた時に以前、テレビ番組で買った卵を家で温めて孵化したのを思い出した。ネットで温湿度を管理出来る機械を購入した。スーパーで買った卵を機械に入れてみたが失敗。そもそもスーパーで買った卵の有精卵の確率は低い。その機械には検卵機能が付いていなかった。検卵機能が付いている孵化機と有精卵率が高い卵を6個購入した。値段が高かったので、今度は絶対成功するようスケジュール通り管理した。19日目の夜から鳴き声が聞こえ、ワクワクして夜も眠れなかった。そのうち殻を破っていましたが、なかなか出てこなかったので補助してあげてやっと誕生した。あとは水と餌を与えると育ってくれた。注意するところは臭いです。いろいろ試したが、もみ殻くん炭が吸水性と除臭性が良いです。また、それと鶏糞を肥料にベランダで野菜を作っています。おいしい野菜が出来るのが楽しみです。次に良かったことは、自分は長い日本語を読むのが苦手ですが、今回は積極的に読むことが出来た。
いろいろな問題が起こるかもしれませんが、絶対に対策があるはず。いろいろな対策の中から自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうかというスピーチでした。
2番目のスピーカーはY良さんスピーチタイトル「 オルタナティブ 」
オルタナティブってご存じでしょうか。あるものに取って代わるものと言う意味があります。コロナ禍でいろんなものが代わった。オルタナティブライフスタイル、オルタナティブワークなどと言う。
自分の子供も小学校に入学した。最初はコロナ禍で学校に行くこともできなかったが6月くらいから学校に行けるようになった。先生方もコロナ禍でいかに生徒に教えて行くかを考えられたのだと思う。しかし、息子は学校から帰ってくると、つまらない、お友達とも話せない、遊べない、発言出来ないと言う。先生もノルマでいっぱい。息子は学校に行きたくないと連呼するようになった。自分もどうしたら良いかいろいろ義務教育について調べた。
政府が作った学校だけではなく、フリースクール、オルタナティブ教育と呼ばれるところを調べてみた。
その結果、プロジェクトベースでいろんな学年の子供たちが、何か一緒にツリーハウスを作りながら身体を使っていろんな経験をしていくことが出来る田舎の学校に転校することになった。
好きを大切にしながら成長して行くとこが大切。皆さんもオルタナティブなライフスタイルを目指してみませんかというスピーチでした。
3番目のスピーカーはS原さんスピーチタイトル「 メッセージ 」
どのようなコミュニケーションスタイルを用いたらメッセージが人の心に残るのだろう。一生ずーっと残るメッセージはあるのだろうか。おじいさんコミュニケーションスタイル良かった。メッセージ心に残った。
自分が親戚の中で一番怒られたのではないか。小学校で初めて通知表をもらった時、先生から「この通知表をご両親に見せてくださいね。きっと喜びますよ」言われた。両親より先に近所に住んでいたおじいさんに見せに行った。
「1、2ばかりじゃかいか。お前の頭の悪さはなんとかならないのか。人生において最大の敵は自分なんだ。もっと勉強しなさい!」と怒られた。そんな時、優しいおばあさんが助けてくれる。最後にはおじいさんとおばあさんの喧嘩で終わる。優しかったおばあさん。そんなおばあさん96歳で亡くなった。そしておじいさんが追いかけるように104歳で亡くなった。おじいさんはおばあさんにとても優しかった。おじいさんは辛いときも、そんな顔をしない家族を支える人だった。心に残るメッセージとは、その人の生きざま。自分はおじいさんからメッセージをもらった。「人生において最上の敵は自分自身だ!」それはおじいさん自身に言い聞かせていたのかもしれませんというスピーチでした。
テーブルトピックスマスターはK澤さん。質問と回答者は次のとおりです。
1.「 ドラえもんの道具であったらいいなと思うもの 」 T樫さん
2.「 もし恐竜を拾ったらどうしたいですか 」 K菅さん
3.「 実際タケコプターを付けると首がねじり切れるよねと
言って子供が泣いたそんな子供をフォローしてください 」 S村さん
4.「 そのうそほんとさえあれば他のことは要らないといった。フォローしてください 」 N村さん
休憩をはさんで論評のコーナーです。担当はK林さんです。
1番目の論評者は、K吉さん。
タイトルが良かった。革新的な内容だった。実際にうずらを育てた話だった。問いかけ良かった。
最初は失敗したが、次に取説通りやって毎日検卵されて21日目に出てきた。構成が良かった。
良かった点を2点挙げられていた。ベランダで野菜を育てる肥料として使ったところと、苦手な日本語にチャレンジしてなんとかなるさというところが良かった。
こうすれば良いと思った点は、時間がオーバーだった。面白い話だったので、スライドとか写真を使って説明するともっと良くなったのではないかと論評されました。
2番目の論評者は、S山さん。
興味のある引き込まれる内容だった。コロナ禍で代替えとなるオルタナティブの話だった。引き込み方が良かった。
いろんな人にあてて答えて頂くところが良かった。メッセージが良かった。学校の話もあり深い話だった。
改善点としてはスピーチの目的であるメンタリング入門というところがイメージ出来なかった。目的に対して何が言いたいのかが分かりにくかったと論評されました。
3番目の論評者は、E島さん。
おじいさんがおばあさんを介護する場面ではうるっとした素敵はスピーチだった。是非コンテストスピーチにして欲しい。S原さんが例会を盛り上げてくれる精神はこのおじいさんの男気から来ていることが分かった。感情を揺さぶるスピーチだった。描写が細やかでおじいさんのことが良く分かった。人に厳しく自分に厳しい。でも、ここぞという時に人に優しい。ストイックでも優しい。晩年おばあさんを健気に介護する辛い姿を見せない。2つメッセージを感じた。最大の敵は自分だ。生きざまでメッセージを伝えたいというところ。コミュニケーションを上手く取ろうとするのではなく、ただただ自分に誠実に生きて、生きざまからメッセージを伝えるというところ。
改善点をあえて言うのであれば、幼少期の時はちょっとカッコつけていた感じだった。もっと子供っぽくした方がメリハリ付いて良かった。聴衆への問いかけを入れて考えさせる場面があるともっと良かったと論評されました。
各ヘルパー報告と総合論評がありました。
受賞者の発表です。
ベストスピーカー:S原さん
ベスト論評賞:E島さん
ベストテーブルトッピクス賞:S村さん
ベストスマイル賞:Y良さん
写真撮影の後は、お引越しされるY良さんから挨拶がありました。
お引越しされてもオンラインで参加お待ちしております!また近くに来た際には是非お立ち寄りください。
<今後の予定>
10月20日ハロウィン例会
11月3日新人インハウスコンテスト
12月15日クリスマス例会
12月20日神奈川新人戦
1月5日インハウスコンテスト
本日はスマホを家に忘れてどうしようかと思っていましたが、今夜の言葉「なんとかなる」でなんとかなりました。
また、失敗しても、また次にチャレンジするという会長の格言の説明にも勇気を頂いた例会でした。
皆様本日もありがとうございました。
文責H本