第332回川崎トーストマスターズクラブの例会記録
2021年11月30日(火曜日)ミューザ川崎 19:00-21:00
本日も会長のIさんの挨拶で始まりました。
本日はエリアディレクターのEさんがゲストとして参加されました。
TMOEは私、K澤が務めました。
本日は5週目の例会ということで特別に「ユーモアスピーチワークショップ」を開催致しました。
教育セッションのテーマは「ユーモアをもって」でした。
ユーモアスピーチのワークショップということで、皆さんできるだけ失敗してもいいので今日の例会ではユーモアをもってみんなを笑わせるように話をしてくださいと言うことで始めました。
今夜の言葉はNさんから「向上心」という言葉が出されました。皆さん向上心を持ってワークショップを学びましょう!
続いてヘルパー紹介を行いました。皆さんユーモアたっぷりに紹介されていました。
計時係:Tさん
集計係:Nさん
文法係:Mさん
えーとカウンター:K菅さん
続いては皆さんお楽しみのユーモアスピーチワークショップ(前半)
講師は、トーストマスターズ会のレジェンド、Sさんにお願い致しました。
前半ではユーモアスピーチとは何かという定義をパスウェイズから持ってきて語っていただきました。
まず、ユーモアの定義から。普段はあまり考えることのない定義ですが、決まっているようであやふやなものでもありました。
辞典には「上品なシャレ」、「諧謔」などが載っていたそうです。
ユーモアスピーチもただ笑わせるだけではなく、共感、ストーリーが大切だということも話されていました。
お笑い芸人ではないので、大切なのは大爆笑を取ることではなく、ユーモアでいかに場の雰囲気を和らげ印象に残るメッセージを効果的に伝えるかが大切だということでした。
また、ユーモアの技法についてもいろいろとお話されていました。誇張表現するとか、あるいは大変なことを逆に小さく言うとか三段論法、もしくは4コマのようにオチのある話をするようなことを述べられていました。
また、自分の独りよがりな笑いになったりしないように、或いは聞いてる人を不快にさせたり他者を傷つけるようなユーモア、例えば下ネタやブラックジョークなどは避けるべきという話もされました。
最後にビックボスの記者会見の様子を参考事例として動画で流して終わりました。
みんなビックボスのファンになりました。
休憩時間を挟んで後半は、ユーモアスピーチコンテストの審査員が使う評価シートからスピーチの構成で考えないといけない点などを解説されました。
聴衆の反応という項目が増え、聴衆がどのような反応しているかを評価するようになっているそうです。
オンラインコンテストでは難しいかもしれないが聴衆がどう反応するかを想定しての評価が入るとのことでした。
ドッカンドッカン笑いを取る必要はないが、聴衆が楽しい気分で自然と笑いがこぼれる様な言葉や表現を駆使して楽しい気持ちにさせて聴衆を笑顔にしたかが重要とのお話でした。
また、スピーチの内容はすごく真面目でも、声色やボディランゲージを駆使してユーモアあふれるスピーチに仕上げた人もいるとのことで、ちょっとした表現方法の違いでユーモアたっぷりのスピーチに仕上げることはできるとのことでした。
まとめると大枠は普通のスピーチコンテストと同じで、ユーモアのエッセンスがちりばめられた聞いていて楽しいスピーチで聴衆を楽しませる、聞いた後明るくなるようなスピーチとのことでした。
若干の質疑応答を挟み、続いてはユーモアスピーチの実例を聞いてみようのコーナーに入りました。
まずは、エリアディレクターのEさんのスピーチ
タイトルは「ようこそ、訳あり物件へ!」
学生時代、実家暮らしのころトンデモ物件に引っ越しされた経験を語られていました。
BBQできるほど広い庭付きの自然豊かな一軒家に引っ越し、浮かれていましたがとなりの住人が。。。という話でした。
何と隣の住人は鶏から始まり、色々な動物、鳥を飼われ動物園を始められたそうです。そしてしまいには逃げ出した孔雀がEさん宅のベランダに現れ、大騒動という実際に体験したら大変だろう内容を面白おかしくエピソードとして語っておられました。
さて、Eさんのスピーチの後は過去のユーモアスピーチの動画を参考資料として視聴しましたが、音声が小さく最大に上げてもうまく聞き取れず、視聴は失敗に終わりました。後でURLを展開し皆さん個別に見て頂くことに致しました。
そのあとは大質問&感想のコーナーに入りました。
皆さん非常に熱心に質問をされていて、ユーモアスピーチを理解する一助になったと思います。
そのあとはヘルパー報告。皆さんきちんと報告されていました。
最後に受賞者発表のコーナー
今回はベストスマイルだけですが、集計を取り受賞者を発表致しました。
ベストスマイル賞:Sさん
大変、勉強になった2時間で非情に有意義に過ごせたと思います。
ユーモアスピーチコンテストも近づいており、触発されて参加したいと思われた方もたくさんいらっしゃるのではないかと思いました。
文責K澤