2019年10月1日（火曜日）、ミューザ川崎の研修室1で第276回川崎トーストマスターズクラブの定例会が開催されました。
今回の定例会には4名のゲストが来場、神奈川TMCのS水さん、横浜日吉TMCのTさん、桜坂TMCのOさんと、見学2回目のS塚さんでした。
午後7時に、まず会長のHさんはゲスト紹介や連絡事項の確認などを行いました。
その次、今回のTMoEを担当するGさんは教育セッションで「輝しいスタート」というテーマを紹介しました。10月からの下期に、上期に実現できないことを諦めず、新しいことをチャレンジしながら、人生と仕事をスタートしていく話をしました。
「今夜の言葉」のコーナーでは、担当するSさんは、難しい単語「登竜門」の意味と使い方を紹介しました。その後、皆さんはスピーチの中でたくさん活用しました。
その次、各役割の担当者は、とても丁寧な言葉で各自の役割を分かりやすく説明しました。今回のヘルパーは以下の方でした。
計時係：K江さん
集計係：Sさん
文法係：K澤さん
えーとカウンター：神奈川トーストマスターズクラブのS水さん
今回の準備スピーチは四本あり、中の三つは同じオブジェクト「自分のリーダーシップを理解する」でした。同じテーマに関して、別々の視点から説明して頂き、とても楽しみにしていました
最初はPさんの「リーダーシップ」というスピーチでした。Pさんはまず各リーダーシップの種類を分かりやすく説明し、その後ご自分自身はこのクラブで親和型リーダーシップを伸ばしたいということを宣言しました。素晴らしい笑顔はとても印象に残りました。
二番目のスピーチはIさんの「全ては心で決まる」というタイトルのスピーチでした。幸せと不幸、実力が発揮しているかどうかなどは、人の心の状況によって変えられる内容でした。職場の後輩が辛いことで落ち込んで、なかなか前向きになれなかった時に、自分からのアドバイスで自信を取戻し、困難を乗り越えた例を紹介しました。また、お子さんは大学受験する時の悩みや不安に持ったことに対して、目的を達成することをイメージしてワクワクさせて、子供の心の不安を改善した例も説明し、心は「自信を失ったかどうか」と「ワクワクしているか」で状況を判断し改善できることをうまくアピールしました。とても感動的なスピーチでした。
三番目のスピーチはMさんの「生きている言葉」というタイトルのスピーチでした。皆さんが普段使っている言葉の中に、従来と異なる意味で使われるケースがありました。例えば、「役不足」や「旅に出る」など、本来の意味と真逆の意味になっていますが、時代に従って変化され、生きているようになっています。そのような言葉を理解し、他の人とうまくコミュニケーションすることの大事さも教えてくれました。とてもユーモアの溢れた楽しいスピーチでした。
最後のスピーチは、横浜日吉クラブのTさんのスピーチ「マルイチ」でした。辛いことを経験し、自分を前向きになるために、バツイチという言葉をマルイチという言葉に変えることで、楽しく生きているという話でした。声、表情とボディランゲージで気持ちをうまく表現し、みんなの関心をうまく掴みました。
テーブルトピックスコーナーを担当してくれたのは、急に依頼されても変わらず、とてもユニークなトピックスを用意してくださったUさんでした。
まず、「言葉の力がすごいなあと感じた時」という質問に対して、K林さん高校時代の先生に子供に関する悩みを相談した時、感動的な言葉を頂いたお話を紹介しました。
「ヤバいと感じた時」の質問については、神奈川TMCのS水さんはトイレで偶然に出会った方に勘違いされた大笑いエピソードでした。
「やっちまったと感じた時」の質問は、Nさんは朝寝坊して、1時間も遅刻したことを冗談を入れながら回答しました。
「逆転と感じた時」の質問は、ゲストのS塚さんは川崎TMCに参加するため、帰宅中の電車から降り、逆方向に運転している電車に乗り換たことを「逆転」として回答しました。
最後の「登竜門と感じた時」という難しい質問に対して、K澤さんは皮肉な口調でブラック企業の登竜門になるコツ（毎日徹夜、サービス残業など）を紹介しました。
8時15分から評論のコーナーに入りました。論評の皆さんはとても論理的な評論を行い、各スピーカーの素晴らしい所と改善点を述べ、対象者への心のこもった温かいメッセージが感じられました。
評論のあと、Hさんは会長らしく素晴らしい総合評論を行い、発表者の一人一人の素晴らしいところをコメントしてくれました。
受賞コーナーでは、予想外の結果があり、ベストスマイル賞は3名になりました。
今回の受賞者は以下です。
ベストスマイル賞：Pさん、Gさん、Oさん
ベストテーブルトピックス賞：K林さん
ベスト評論者賞：S原さん
ベストスピーチ賞：Iさん
最後、予定通り、午後9時に閉会しました。